2019.02.14
■イベント概要
2018年9月に開催しました、シャープのスタートアップ向けプログラム IoT.make Kyoto camp を再び京都リサーチパーク(KRP)で開催します。モノづくりの概要を学びながら、参加者各自のモノづくりの課題の明確化を目指します。
モノづくりには数多くのリスクが潜んでいます。また商品化には「量産化の壁」を乗り越えないといけません。IoT.make Kyoto camp は、シャープが100年余り培ってきたモノづくり技術・ノウハウをベースに、
「目標の発売日に発売」
「適正なコストで開発・生産」
「お客様視点での品質/信頼性を確保」等を実現し、
「量産の壁」を乗り越えるための基礎が学べる2日間の研修です。
スタートアップ、企業のインキュベーション活動部門、中小企業、学生等の皆さん、幅広く募集しておりますので是非ご参加下さい!
開催日時 | 2019年2月12日(火)~13日(水)各10:00-18:00 |
開催場所 | 京都リサーチパーク 西地区4号館 地下1階 バンケットホール (京都市下京区中堂寺粟田町90) |
参加費 | 75,600円(お一人様 2日間、税込) |
定 員 | 5~40名 (5名に満たない場合、主催者判断で開催しない場合があります。予めご了承ください) |
参加をご希望の方はこちらからお申込みください。
※弊社はチケット販売&集客サービス「Peatix」にてお申込みを受け付けてます。
お申込みの際はPeatixのアカウントを取得しログインください。また、決済時はPeatixの支払に準じます。
■プログラム
※諸事情により予告なく変更することがあります。予めご了承ください。 | 日 | 時 間 | プログラム | 講 師 | |
2月12日 (1日目) | 10:00-10:30 | 開会 | 金丸 | ||
10:30-12:00 | 1 | モノづくり基本プロセスと節目管理 | 山上 | ||
13:00-14:00 | 2 | 商品企画 | 山上 | ||
14:00-15:30 | 3 | 品質・信頼性 | 岡崎 | ||
16:00-17:00 | 4 | 製品安全 | 岡崎 | ||
17:00-18:00 | 5 | プロトタイピングから量産設計 | 山上 | ||
日 | 時 間 | プログラム | 講 師 | ||
2月13日 (2日目) | 10:00-11:00 | 6 | 設計から試作・量産 | 山上 | |
11:00-12:00 | 7 | 工場/見積もりの評価 | 南口 | ||
13:00-14:00 | 8 | 量産立上げと生産管理 | 南口 | ||
14:00-15:00 | 9 | 調達品の品質確保 | 南口 | ||
15:30-16:30 | 10 | 原価管理とコストダウン | 山上 | ||
16:30-17:30 | 11 | アフターサービス | 山上 | ||
17:30-18:00 | 閉会 | 金丸 | |||
18:00- | 交流会 |
■講義概要
プログラム | 概 要 | |
1 | モノづくり基本プロセスと節目管理 | モノづくり全体の基本プロセスを説明。 企画時点での発売日・コストを守り、品質・信頼性を確保して量産、販売する手法を理解頂きます。 |
2 | 商品企画 | 商品化決定のプロセス、重要性、また決定する際のチェックポイントを理解頂きます。 |
3 | 品質・信頼性 | 単なる規格レベルではなく、お客様に満足頂ける品質・信頼性確保の取組み・手法を理解頂きます。 |
4 | 製品安全 | 製品を出すうえで、絶対軽視してはいけないのが製品安全です。ここでは製品の安全性と法規制について理解頂きます。 |
5 | プロトタイピングから量産設計 | プロトタイピングと量産設計の違い、量産設計を如何に取り組むかを理解頂きます。 |
6 | 設計から試作・量産 | 設計から、0次試作、1次試作、量産の各プロセスの意義・チェックポイントを理解頂きます。 |
7 | 工場/見積もりの評価 | 国内や海外の工場に生産を委託する際、事前の工場監査が重要です。また工場からの見積りをどう評価すればいいか、それらの基礎とチェックポイントを理解頂きます。 |
8 | 量産立上げと生産管理 | 量産立上げでの作業・チェックポイント、生産管理の手法などについて理解頂きます。 |
9 | 調達品の品質確保 | 生産委託品の品質確保は立ち上げ時と継続生産において常に管理・チェックが必要です。その基本について理解頂きます。 |
10 | 原価管理とコストダウン | メーカーの原価管理とコストダウンは製品化後も続きます。これら手法の基礎をご理解頂きます。 |
11 | アフターサービス | お客様満足度を上げるキーとなるのがアフターサービスです。メーカーの事例を交えた概要を理解頂きます。 |
■講師紹介
シャープ株式会社 研究開発事業本部 オープンイノベーションセンター 所長 金丸 和生 (かねまる かずお)
| 1990年シャープ入社。OEM推進、R&D企画、知財業務等を経て2008年現職に従事。スタートアップ向けモノづくりブートキャンプ、量産アクセラレーションプログラムなどのオープンイノベーションを推進中。 |
同本部 材料・エネルギー技術研究所 課長 山上 真司 (やまがみ しんじ)
| 1983年シャープ入社。生産技術開発、商品開発設計・量産化等を経て2016年現職に従事。モノづくりブートキャンプ、量産アクセラレーションプログラム、社内ベンチャー「TEKION Lab」の商品量産化を推進中。 |
同本部 オープンイノベーションセンター 係長 南口 哲也 (みなみぐち てつや)
| 1994年シャープ入社。各種IC、LED照明の設計・量産業務を経て2016年より現職に従事。スタートアップの商品の回路設計を支援中。 |
同本部 オープンイノベーションセンター 主任 岡崎 哲卓 (おかざき のりたか)
| 1997年シャープ入社。機構設計、品質管理技術を経て2016年より現職に従事。スタートアップの商品の品質・信頼性確保を支援中。 |
2018年9月26-27日開催 『IoT.make Kyoto camp』 |
第1回IoT.make Kyoto camp(2018年9月)にご参加された方のコメント
・研修内容全体はすごくわかりやすく、ためになるものであった。
・ものづくりを行う上での、基本的な考え方や取り組み方法、スパンなど今後会社での開発に活かしたいと思います。
・事例を通しての説明がとても理解しやすく、わかりやすかったです。
・メーカーのサービス手法を知るという点で、モノづくり以外にも応用の利く内容で非常に有意義な情報でした。